四国山地のほぼ真ん中、吉野川の支流で、清流で知られる立川川(たじかわがわ)。澄みきった清冽な流れの中に、アマゴの泳ぐ姿が手に取るように見えます。この自然豊かな渓流を見下ろす谷間に「あおてん農園」があります。2反の茶畑と8反のイチョウ畑、合計1haの農地を管理しています。
3.11で生き方を180°転換しました
「 自分が納得できる、真に安全で美味しい野菜を作りたい」 3.11後の原発事故に背中を押してもらい、念願だった農家になる事を決意しました。
2012年にサラリーマン生活をやめて自宅などを全て処分し、埼玉県から高知県大豊町に引っ越してきました。慣行農法の農業法人にて2年間の新規就農研修を経て2014年秋に就農し、圃場整備と5aのハウスを建設しました。
虫が全くつかず、大きさ・形状・味に於いて理想と言える野菜を収穫する事ができ、無肥料・無農薬栽培に成功しましたが、2018年の西日本集中豪雨で畑に通じる橋が損壊したためハウスやトラクターを放棄せざるを得なくなりました。
一年半の短期間でしたが、多くのお客様から「こんなに綺麗でおいしい野菜が無農薬だなんて」とお褒めいただき、生涯忘れられない思い出を作らせていただいて感謝しています。また野菜が作れるようになれたら、と願っております。
お客様からの嬉しいメッセージ
虫もつかず、色形もきれいで美味しい野菜。お客様より頂戴したメッセージを紹介します。
●とても甘くて美味しい ●きれいで虫食いもなく洗うのが楽 ●野菜の肌がキメ細かい
●煮ても生でも美味しい ●日持ちがいい ●無農薬だから本当に安心できる ●適度に心地よい歯ごたえ
私は安心安全で美味しい農産物を通して、作り手である私とお客様の心のつながりを大切にして頂けるような、そんな農家を目指し続けたいと願っています。